追悼: ビョルン・アンドレセン

 
先日、名作中の名作「ベニスに死す」で、タジオ役のビョルン・アンドレセンの帰天を知りました。
 
その完璧な美しさをヴィスコンティにより、見出されたものの美し過ぎたことに、不幸な人生を送らざるを得なかったビョルン。
 
アルコール中毒とうつ病に苦しんだ晩年。
 
子役時代に、性的虐待…誰もヘルプの手を差しだなさなかった大人達の罪。

ドキュメンタリーを観ると彼の哀しみと涙が身に染みてしまいます。

文学少女だった学生時代の私は、美のアイコンとしてもとてもビョルンが好きでした。彼の不幸は、彼自身により、創り破壊されたとはいえ、ファンのひとりとして、とても悲しいニュースでした。

「ベニスに死す」
一度皆さまにも観てもらいたい作品です。