最近ね、「有夫恋」がベストセラーになった時実新子さんの句集を
久しぶりに読み返してたの ??

彼女の句って、感情がぶわっと溢れたまま
殴り書きみたいに強くて情緒的で…
でも実際の記事を読むと、
その激しさの裏で ひとつひとつの言葉を
本当に苦しみながら生み出してるんだなぁって、胸がぎゅっとなる。

特に好きなのが
「かなしみは遠く遠くに桃をむく」
この一句。
どうして“桃”なんだろ?って考えだすと、
それだけでしばらく幸せに遊べちゃう。
柔らかくて甘くて、ちょっと切なくて…
なんか、恋みたいだよね。

「本を読むの苦手なんです」って相談されることがあるんだけど、
私は短歌とか詩集とか絵本みたいな“短い文の世界”をおすすめしてるの。
短いのにちゃんと心に入ってくるし、
深く考えると無限に広がって、ちょっと楽しくなるから。

挿絵とか写真があるものなら、なおさら癒されるし…
ぼーっと眺めるだけで満たされちゃうの、不思議。

時実新子さんの句集、
古書以外だとなかなか手に入りにくくなってきてるけど、
編集者さんたちの情熱で新しく出版されてて。
亡くなったあとも、彼女の熱がちゃんと受け継がれてるみたいで
なんだか素敵だなぁって思った夜でした ?