何かを目指しているとき、
身体はとても静かになる。

ちゃんと応えようとして、
間違えないようにして、
期待に沿おうとして。
その分、呼吸は浅くなり、
感覚は少し遠のいていく。

でも、
もう何も起こさなくていいと思えたとき。
評価も、結果も、目的も、
そっと脇に置いたとき。

身体は、思い出したように動き始める。

眠る手前の、
意識がほどけていく場所で、
あたたかさが広がり、
巡りが戻り、
深いところで静かな波が立つ。

頑張らなくても、
集中しなくても、
何かを証明しなくても。

ただ委ねたときにだけ、
身体は本音を見せてくれる。

私は、
逝かせたいわけでも、 
特別な体験を起こしたいわけでもなくて。

ただ、
起こらなくていい状態を
整えているだけ。

それでも身体は、
ちゃんと自分のタイミングで応えてくれる。

深いところは、
いつも静かで、
やさしい。



つばさ🪽