『マインドフルネス』は、俗にいわれているように単に心が充足していることじゃないのよね。
むしろ、心という境域を突き抜けていこうとする内的衝動のこと。

「心が充足していること」ではなく「心という境域を突き抜けていこうとする衝動」

つまり、それは単に心の状態が安定しているということではなく、むしろ心を絶え間なく内破していくような衝動に身をゆだねていることなのです。
ユング派の言葉で言えば、自我を否定的に乗り越えていく自己への内的衝動に衝き動かされているダイナミックな状態ということになる。
ダイナミックというと、自我の動きのように、「今、ここにはないもの」を求める遠心的な動きを連想してしまうが、そうではなく、「今、ここにある時間」に浸り込む求心的な動き。

単に心が充足してるレベルの話じゃないのに、なんか表面的なわかりやすい部分だけが流布してるよね。


日本橋三井ホールを通ったら、偶然、クリムトのイマーシブアートを無料やってた。
立ち止まってしばらく魅入ってました。
​​​​​​​運が良いね。