毒親の対極にいる「優しすぎる親」が、結果的に毒親と同じダメ人間を量産してる。

私はこれを「逆毒親」と呼んでる。
虐待はしない。
否定もしない。
むしろ全肯定で甘やかし放題。
子供の要求は全て叶える。
失敗は全て親が尻拭い。
叱ることもせず褒めまくる。

一見すると理想的な愛情に見えるでしょう? 

でもこれ、歪んだ愛情なのよね。
愛情の本質は《自立させること》つまりは《健全な無関係の構築》。
適度な挫折を経験させ、自分で問題を解決する力を育てる。

それが本当の愛。

ところがあまやかし逆毒親は、子供を永遠の赤ん坊にしておく。
なんでも親が解決してくれるから、自分で考える力が育たない。
失敗を経験してないから挫折に弱い。
叱られへんから、善悪の判断ができない。

結果どうなるか? 

社会に出た瞬間、現実という名の壁にぶち当たって粉々になる。 

「なんで俺の思い通りにならないの?」
「なんで誰も助けてくれないの?」

って思考回路なの。 

毒親に育てられた子供は「自分には価値がない」と思い込む。
逆毒親に育てられた子供は「世界が自分を中心に回る」と思い込む。

どっちも地獄。
でも、後者の方がタチ悪いよね。
自分に対して変わる為のとっかかりすら自覚がないから。


毒親育ちはいつか苦しさが鬱積して「親がおかしかった」と気づけるけど、逆毒親育ちは「世間がおかしい」と思い込んで他責を繰り返せば一生逃げられる。

だから改善しない。
一生、王様気取りで周りを振り回し続ける。
これが現代の自己愛人間の製造工程。

愛情は量ではなく質。

過ぎたる甘やかしは愛ではない。
ただの依存と怠慢。



物置き兼作業部屋。
片付けても、すぐこの状態。
散らかってしまう。
っていうか、お気に入りのものをテーブルの上に置いておきたくて、作業するスペースがない。