エネルギー(代謝・意欲・緊張)が過剰に滞留していると、脳は「出力先を求める」ように設計されていて、それが身体的な運動や創造的行為ではなく、「買い物」「飲食」「ネットスクロール」といった短期報酬に流れてしまう。

つまり、本来身体で燃焼させるべきエネルギーを外部刺激で放出している状態で、外見上は疲れやすく見える人でも、実際にはエネルギーが欠乏しているというより、滞留してうまく循環できていないケースが多い。神経系のスイッチが交感神経側で固定化していると、行動に必要な“筋出力”や“持久力”に変換されないまま、内部で熱や焦燥として溜まる。

この「出口のない活性」が、衝動的な消費や、過食・買い物・SNSへの過集中といった形で現れる。エネルギーそのものはあるのに、燃焼プロセスが整っていない。


不完全燃焼状態では、行動しても満足感が得られず、むしろ消耗感だけが残り、脳は報酬系(ドーパミン経路)を何度も刺激しながらも、実際には体性感覚を伴う達成や快が得られないため、満たされなさが強化学習される。すると「もっと刺激を」「もっと消費を」と求めるループに入り、さらに身体の回復エネルギーを削る。これが疲れてるのに気が休まらないという矛盾した状態を生む。

エネルギーをどう翻訳して扱うかが重要で
・身体で燃やす(運動・創造・対話)
・精神で焦がす(思考・集中)
・物質で散らす(消費・浪費)
のどこに流れるかで、結果が全く異なり、本来はこの三層がバランスよく循環することで、「満たされた疲労」=健全な消耗が得られる。
けれど、思考や感情を身体化できないままお金や物に投射すると、熱だけが残って燃えきらない。



写真は、ゲルニカの帰りに寄った池袋の貝出汁おでん食堂ト酒にて。
フグの生ハム。
燻製ではなく、塩漬けしたハム。
これは、日本酒がすすんでしまいヤバい。




​​​​​​​