扉が閉まった瞬間、

外の世界と切り離された静けさが、

ゆっくりと二人の距離を近づけていく。

 

言葉は多くなくていい。

視線が触れ、呼吸が重なり、

それだけで十分に伝わる温度があった。

 

触れられるたび、

少しずつ理性がほどけていくのがわかる。

強く求めるわけでもなく、

ただ確かめ合うように、

その時間に身を委ねていた。

 

大人だからこそ分かる、

焦らない距離感と、

ゆっくり深まっていく感覚。

 

さりげない優しさや、

何気ない仕草に、

胸の奥が静かに熱を帯びていく。

 

昨夜の時間は、

甘く、そして少しだけ危うくて。

ふとした瞬間に思い出してしまうような、

そんな余韻を残してくれました。

 

また、同じ扉の向こうで。

続きを確かめ合える日を、

静かに待っています。