立て続けに学校シチュです〜
性別はご自由に!

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クラスの中でもあまり目立たず
浮いているというよりむしろ沈んでいる 
という言い方のほうが適切なようなキミ

実は以前から気になっていた
クラスメイトがおり
どうにか接点を持とうと考えるものの

普段からあまり周囲に絡まないために
下手に動くことで好きバレしてしまうのでは
と及び腰になってしまい
声をかけあぐねていた

それでも欲求だけが先行してしまい
あることを思いついた

翌日すぐにそれを行動に移してしまった

周囲の目を盗んでそっと
椅子にかけられたポケットから
ティッシュを抜き取り
自分のポケットの奥底にしまう

その翌日も何事もなく
1日が終わろうとしていた

人気のない閑散とした靴箱から
靴を取り出し帰ろうとしたその時……

「あれ返してくれない?」

○○さん?
誰かと間違えてるんじゃないかな

心の底では焦っていた

が平静を装い涼しい笑顔で言い返した

「水色の布地に白いウサギの柄が入ってる
ティッシュケース、
私のブレザーから抜き取ってるの実は見てた」

……
うん?

先ほどの笑顔のまま表情筋が固まるのが
自分でもわかった

「何に使ったの」

侮蔑を含んだ声が
冷たい氷の刃のように突き刺さる

それなのにゾクゾクとした感情が
湧き上がっていることに気づいた

そしてその感情は無意識のうちに
固まっていた表情を
別の表情へと変化させていたらしい

「……キ モ」

引き攣った顔でそう言い捨て
そそくさと靴を履き替えて
校舎から出ていった

あの時の感情……
きっと永遠に忘れられないだろう



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