寒い日が続いていますが、
紅葉はまさに今が見ごろを迎えています。
やっぱり秋が深まるイメージは「赤」です。
 

晩秋に、力の限り深く染まりゆく赤色に、
木々の生命力とエネルギーを感じます。
そんな風に思っているときに、
とても素敵な赤色を見つけました。


一歩足を踏み入れると、
そこは大きな吹き抜けの空間でした。
ふと見上げると、
まわりはぐるっと客室が囲むように
配されています。
その中央はとても贅沢にフロントロビー、
ラウンジバーなどがありました。
随所に京の雅を感じる
このゆとりと寛ぎの空間に
ため息が出そうでした。
そこに、とても立派な
お雛さまが飾られていました。


真っ赤な着物を着たお雛さまでした。
あまりにも鮮やかな赤に魅きつけられたのと、「なぜ、この時期にお雛さま?」と、
ちょっと興味を持ってしまいました。
季節はずれのお雛さまではありましたが、
紅葉した木々と赤いお雛さまの組み合わせが、秋の深まりを感じる
とても見ごたえのあるものでした。
この真っ赤なお雛さまは、
「還暦離」だそうです。
京都の老舗人形店の作品です。

 
還暦のお祝いに用いる赤色で
雛人形を着付け、
丁寧に包み込んでいます。
贈り物や自分へのご褒美に
購入される方が多いようです。
この還暦離は、年中飾ってもよいそうです。


ホテルのロビーに飾られていた還暦離、
赤の着物が紅葉にとてもよく合うから
飾られているということでした。

 
グランドジェネレーションを、
まだまだ元気に活躍していただく
祈りを込めた赤いお雛さまと、
今を盛りとますます深い赤に染まる紅葉、
それぞれの赤に、
それぞれの生命力とエネルギーが
溢れているようでした。
こんなに美しい自然な赤色を、
きっと初めて感じたように思いました。